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総会記念シンポジウム『貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ』開催のお知らせ


2021年6月8日掲載
2021年6月30日更新

 2021年4月に出版された『貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ』(朝日新聞出版)は、福祉政治論の第一人者である宮本太郎中央大学教授が、貧困、介護、育児を巡る生々しい政治に分け入り、対立点を明らかにしながら、停滞から脱出する道筋を示そうとしています。
 弊研究所では、6月29日に開催する第40回通常総会を記念して開催するシンポジウムにおいて、著者の基調講演を基軸に、「新しい生活困難層」が急増する中で、今求められているのは「自立支援」や「ベーシックインカム」なのか?ベーシックアセットによる福祉国家の可能性はあるのか?などの本書のテーマについて論じます。
 せっかくの機会ですので、是非ご参加ください。

 

開催概要

開催日時 2021年6月29日15時~17時
開催方法 Zoomによるリモート会議(ウエビナーではありません)
進行 コーディネート
三浦まり(上智大学教授)

パネリスト - 登壇順(予定)
宮本太郎(中央大学教授)、香取照幸(上智大学教授)、今井貴子(成蹊大学教授)、平川則男(連合総研副所長)
シンポジウム資料
ダウンロード

「例外状況の社会民主主義」を超えて「貧困・介護・育児の政治」をめぐって/宮本太郎(中央大学教授)(PDF)

宮本太郎著(2021)『貧困・介護・育児の政治ーベーシックアセットの福祉国家へ』朝⽇新聞出版社/コメント:今井貴子(成蹊大学教授)(PDF)

ベーシックアセットの基盤を考える/平川則男(連合総研副所長)(PDF)

申込方法 申し込みは締め切りました。

 

登壇者情報

三浦まり
慶應義塾大学大学院法学研究科。カリフォルニア大学バークレー校(Ph.D.)、東京大学社会科学研究所研究機関研究員、カリフォルニア大学バークレー校国際経済研究所(Berkeley Roundtable on the International Economy)客員研究員、上智大学法学部助教授を経て、現在、上智大学法学部教授。専門は、福祉国家論、労働政治、ジェンダー・ポリティックスなど。編著『社会への投資――〈個人〉を支える 〈つながり〉を築く』岩波書店、2018年。『日本の女性議員 どうすれば増えるのか 』朝日選書、2016年など。
宮本太郎
中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。ストックホルム大学客員研究員、北海道大学大学院法学研究科教授などを経て、現在、中央大学法学部教授。専門は、福祉政治、福祉政策論。著書として、『貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ』朝日新聞出版、2021年。『共生保障 〈支え合い〉の戦略』岩波新書、2017年。『地域包括ケアと生活保障の再編』明石書店、 2014年など。
香取照幸
京都大学法学部卒。1980年 4月厚生省入省後、OECD(経済協力開発機構)事務局研究員、埼玉県生活福祉部老人福祉課長、厚生省高齢者介護対策本部事務局次長等を経て2001年 5月から小泉総理大臣官邸に勤務。その後、内閣官房にて社会保障国民会議、社会保障・税一体改革等を担当し、厚生労働省年金局長、雇用均等・児童家庭局長を経た後、2021年3月まで在アゼルバイジャン共和国日本国特命全権大使。4月より上智大学総合人間科学部教授。著書に、『教養としての社会保障』東洋経済新報社、2017年など。
今井貴子
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。学術博士。専門は現代英国政治、比較福祉政治。ケンブリッジ大学政治国際関係学部客員研究員(2013、2015年)、欧州大学院ロベルト・シューマン・センター客員研究員(2013-2014年)。現在、成蹊大学法学部教授。著書に『政権交代の政治力学-イギリス労働党の軌跡1994-2010』東京大学出版会、2018年など。
平川則男
北海道庁の労働組合(自治労全道庁労連)の職員として、道庁の組織機構改革や道立病院・道立社会福祉施設の民営化問題などを担当。2002年以降は、DPI障害者世界大会(札幌)事務局、自治労本部社会保障担当執行委員。民主党政権下で、内閣官房社会保障改革担当室参事官(課長級)。2013年から連合本部総合政策局長。多くの社会保障関係の政府審議会委員も経験。2019年10月より連合総研。