21世紀社会民主主義 第8集 －日本における社会民主主義の可能性－

目次・執筆担当者

はしがき

I　日本における社会民主主義の可能性

社会民主主義の再生 篠原　　一

日本における「社会民主主義」の問題状況　　山口　　定

民主主義としての社会民主主義　　宇野　重規

社会民主主義政党のディレンマと可能性　　小川　有美

社民の根っこ　　篠田　　徹

原点が存在する　　新川　敏光

社会民主主義から社会的民主主義へ　　住沢　博紀

持続可能性の戦略、市民社会戦略、自治体戦略　　坪郷　　實

「社会的自由の擁護者」として　　野田　昌吾

社会民主主義と戦後革新勢力　　野村　正實

新たな公正原理としての社会民主主義　　宮本　太郎

繋ぎ、結い、紡げば……。　 小川　正浩

II　シュレーダー政権から大連立政権への道程

シュレーダー政権「アジェンダ2010」の福祉・労働市場改革　　安井　宏樹

ノルトライン-ヴェストファーレン州議会選挙とドイツ連邦議会の解散　　安井　宏樹

ドイツ連邦議会選挙と大連立政権への道　　坪郷　　實

III　イギリス労働党：史上初の三期連続政権へ

イギリス2005年総選挙をめぐる一考察　　小舘　尚文

IV　ヨーロッパ社会モデルはどこにゆくのか

フランス・オランダ国民投票による欧州憲法条約否決　　遠藤　　乾

フランスの「ノン」が意味したもの　　吉田　　徹

オランダとヨーロッパ憲法条約否決　　水島　治郎

なぜオランダは”NO”と投票したのか　　ルネ・キュペルス　　訳　高安　健将

EUサービス指令案と労働問題　　濱口桂一郎