単行本
最低所得保障
駒村康平編
格差が拡大し、貧困問題が深刻化するなか、最低所得保障への関心が高まっている。社会保険、公的扶助、税制などの組み合わせによって、最低限の所得保障をおこなう制度全体の実態とこれからのあり方を提言。
岩波書店 / 四六判240頁
本体価格 1,900円
本書の内容
序章 なぜ、最低所得保障なのか/駒村康平
第1章 最低所得保障実現に向けた生活保護/岩永理恵
第2章 高齢者の最低所得保障/四方理人
――国民年金と生活保護について
第3章 母子家庭の最低所得保障/田宮遊子
第4章 障害のある人に最低所得保障を/百瀬優
第5章 雇用保険制度における包括性/金井郁
――非正規労働者のセーフティネット
第6章 最低賃金と生活保護の整合性の再検討/四方理人、金井郁
第7章 課税最低限と社会保障/田中聡一郎
――その役割分担
第8章 最低所得保障の理念を問う/冨江直子
――「残余」の視点から
終章 最低所得保障制度の確立/駒村康平
補論 生活扶助基準における「世帯規模の経済性」の検討/渡辺久里子
本書は生活研自主研究「最低所得保障制度のあり方に関する研究」の成果物です。
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