単行本
自助社会を終わらせる―新たな社会的包摂のための提言
宮本太郎 編
低成長と高齢化で停滞する日本社会の各所から悲鳴が上がっている。東アジア諸国の中でも劣化した賃金、新しい貧困層の膨張。コロナ禍が明らかにした自助社会の限界を直視し、90年代以降進められてきたさまざまな政策を、福祉、政治、教育などさまざまな分野の研究者が徹底検証。あるべき社会像を提示する。

岩波書店
2022年6月発行
本体価格2,600円+税
本書の内容
序章自助社会をどう終わらせるか/宮本太郎
Ⅰ部自助社会の揺らぎと包摂型政策
1ガラパゴス化する日本のワーキング・プア対策/阿部 彩
2すべての家族への支援をどう進めるか――家族政策の分断から包摂へ/千田 航
3誰も排除しないコミュニティの実現に向けて――地域共生社会の再考/野口定久
4犯罪をした障害者を孤立させないために――「自立」から「依存」へ/丸谷浩介
Ⅱ部パンデミックの衝撃と転換点
5コロナ危機は社会民主主義的合意を作るか/山口二郎
6コロナ危機は自由民主主義を変えたのか/山崎 望
7「地域責任」と地方分権の限界――コロナ対応を例として/川島佑介
Ⅲ部包摂型社会を展望する
8メリトクラシーを「弱毒化」するために/本田由紀
9個人化の時代の包摂ロジック――「つながり」の再生/須田木綿子
10包摂する社会が危機にも強い/大沢真理
あとがき――「可能性の政治」に向かって/宮本太郎
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