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2024年の「生活経済政策」のご案内(No.324~

生活経済政策 2024年11月号(No.334)

明日への視角

  • 第50回衆議院選挙の意義/山口二郎

特集 まちづくりの現場で

  • はじめに/星野泉
  • 水辺好きが名古屋の個性を際立たせる—“水辺とまちの入口研究所”の事例より/井村美里
  • 若者や子育て世代、外国籍市民と地方議会をつなげる—市民活動団体と岩倉市議会の協働による対話の場づくり/池田哲也
  • 私的空間の公益化の可能性—「ナゴヤ商店街オープン」の挑戦と戦略/竹本圭吾
  • 自治体の事業から住民主体のコミュニティづくりへ—防災活動の事例/林加代子

連載 自治体間の競争を考える[6]

  • イギリスの事例を通して考える/川島佑介

書評

  • 山口二郎著 『日本はどこで道を誤ったのか』/高橋伸彰

生活経済政策 2024年10月号(No.333)

明日への視角

  • 成功の後始末(ドイツ)と失敗の後始末(日本)/住沢博紀

特集 座談会 東京都知事選から総裁選、総選挙へ

  • 2024無党派層をめぐる選挙と政治の行方/遠藤晶久/大串博志/久米晃/山口二郎

連載 社会的投資と福祉国家のゆくえ[6]

  • 社会への投資に向けて(2)

書評

  • 三浦まり編著『ジェンダー・クオータがもたらす新しい政治: 効果の検証』/西川有理子

生活経済政策 2024年9月号(No.332)

明日への視角

  • 分断を深める社会と自由民主主義/遠藤誠治

特集 競合する既成政党と新党—政党は生き残れるか

  • はじめに/高安健将
  • 日本における新党現象の論理と心理/森裕城
  • 新党の見本市?2023年オランダ総選挙にみる政治変容/水島治郎
  • ドイツにおける既成政党と新党—政治的選択肢の重要性/安井宏樹
  • 新党とは何か—イギリス政治のよりよい安定に向けて/若松邦弘
  • フランスの脆弱な政党/𠮷田徹

連載 現代国家における財政の機能[6]

  • 脱炭素世界経済と財政/佐藤一光

書評

  • 稲垣栄洋 著『生物学に学ぶ敗者の進化論』/西藤勝

生活経済政策 2024年8月号(No.331)

明日への視角

  • 不条理への怒りを忘れてはいないか!「国と地方は対等」は何処へ 長い物には巻かれろか/齋藤勁

特集 日本社会のバリアフリーはどこまで進んだか

  • はじめに/辻由希
  • 障害者政策と制度が作り出すバリア/山村りつ
  • 障害者雇用の在り方への視点—包摂された雇用とは/眞保智子
  • 障害者権利条約批准後の障害者の地域生活における住宅環境のあり方についての一考察/鈴木良
  • 選挙で投票先を選ぶということ—知的障害者の政治参加の観点から/堀川諭
  • 障害のある人にとって「スポーツ」とは/内田匡輔

連載 北欧におけるジェンダー平等とは[5]

  • ノルウェー:常にジェンダー平等の先駆者として/浅井亜希

書評

  • 長田華子・金井郁・古沢希代子 編著『フェミニスト経済学—経済社会をジェンダーでとらえる』/劉佳

生活経済政策 2024年7月号(No.330)

明日への視角

  • 対立と大義/本田由紀

特集 社会に不可欠な仕事を、適正に評価するために必要なことは何か?

  • はじめに/禿あや美
  • 社会に不可欠な仕事を低処遇に追い込む日本/田中洋子
  • エッセンシャルワーカーを取り巻く課題を考える新たな視点—“ジェンダー”と“地方”に着目して/木下愛加里
  • 医療人材不足を解決するタスク・シフト—硬直化した日本の専門資格/早川佐知子
  • 多重ケア労働が過重ケア労働になるとき—ダブルケア調査2024から/相馬直子

連載 自治体間の競争を考える[5]

  • 能登半島地震にみる協力的ガバナンスの現状/川島佑介

書評

  • 三浦まり・金美珍 編『韓国社会運動のダイナミズム—参加と連帯がつくる変革』/井上睦

生活経済政策 2024年6月号(No.329)

明日への視角

  • 政治資金規正法のふしぎ/成田憲彦

特集 ケアの周辺:ウェルビーイングへの多様なパス

  • はじめに/佐藤一光
  • 新型コロナウイルス感染症流行を経て変化する日本の疾病構造/坂元晴香
  • 介護保険制度は「利用者本位」のサービスを提供できているか?/高橋雅生
  • 医療費自己負担増は高齢者の生活水準にどのような影響を与えるか?—先行研究からの示唆と今後の課題/安藤道人・古市将人
  • 剥奪と健康の関係に関する研究動向/大津唯

開催案内

  • 『韓国社会運動のダイナミズム—参加と連帯がつくる変革』出版記念シンポジウム[2024年6月26日]

連載 社会的投資と福祉国家のゆくえ[5]

  • 社会への投資に向けて(1)

書評

  • 藤川賢・友澤悠季編『なぜ公害は続くのか—潜在・散在・長期化する被害』/喜多川進

生活経済政策 2024年5月号(No.328)

明日への視角

  • 「規制緩和」と「安いニッポン」/石川幸徳

特集 医療ニーズを満たす公正な負担を検討する

  • はじめに/佐藤一光
  • 資力のある高齢者の医療費の負担/高原正之
  • 医療費の公正な負担を所得税から考える/佐藤一光
  • ドイツ・フランスの医療保険における負担/松本由美
  • オランダの医療保険制度—規制された競争と連帯/島村玲雄

連載 現代国家における財政の機能[5]

  • 漏れバケツ理論から経済の安全保障へ/佐藤一光

書評

  • 齊藤 誠 著『財政規律とマクロ経済—規律の棚上げと遵守の対立をこえて』/町田俊彦

生活経済政策 2024年4月号(No.327)

明日への視角

  • 自治・分権がなぜ大事なのか/坪郷實

特集 労働組合と多様性

  • はじめに/秃あや美
  • 労働法学から見た多様な労働者の職場への包摂に向けた労働組合の役割/長谷川聡
  • 労働組合におけるジェンダー主流化の取組み/金井郁
  • パートタイム労働者組合員と組織運営—「パート組合員発言モデル」の提唱/宮島佳子
  • コロナ下における労働組合の意見調整機能—2つの公立病院の事例/前浦穂高
  • ユニオン・イノベーション—求められる多元的パラダイムへの回帰/山崎憲

連載 北欧におけるジェンダー平等とは[4]

  • デンマーク:人権としてのジェンダー平等/浅井亜希

書評

  • 今井照著『未来の地方自治論—デジタル社会と地方自治』/鈴木陽介

生活経済政策 2024年3月号(No.326)

明日への視角

  • 「民の声」と「民主主義の後退」/安井宏樹

特集 自治体の財源問題

  • はじめに/星野泉
  • フィンランドにおけるSOTE改革とその財政的側面—自治体向け一般補助金の変容とアルエ財政/横山純一
  • デンマークで保育士の人手不足が起こる理由—協調・合意システムと給与待遇の財源保障の関係/倉地真太郎
  • 子どもへの現金給付施策の拡充をめぐって—地方自治体が担うことは適切なのか/原田悠希
  • 原発立地自治体の財政構造と電源三法交付金の問題点/藤原遥

連載 自治体間の競争を考える[4]

  • ふるさと納税をめぐる議論の混迷/川島佑介

追想

  • 生活経済政策研究所立ち上げに貢献された大内秀明先生を偲んで/井上定彦

書評

  • 山口 二郎著『民主主義へのオデッセイ—私の同時代政治史』/中北浩爾

生活経済政策 2024年2月号(No.325)

明日への視角

  • 失われた1970年の転機/高橋伸彰

特集 2024年度 政府予算の分析と課題

  • [総 論]「平時に戻していく」縮小方針に反する大型予算/町田俊彦
  • [各論Ⅰ] 定額減税と賃上げ促進税制が柱の24年度税制改正/片桐正俊
  • [各論Ⅱ]新規公債発行と財政健全化、財政投融資計画/江川雅司
  • [各論Ⅲ]硬直化した公共事業関係費/浅羽隆史
  • [各論Ⅳ]少子化対策と報酬改定が焦点となった社会保障予算/寺澤泰大
  • [各論Ⅴ]継続性が求められる地方財政対策/星野泉
  • [特 論]コロナ禍の次は債務禍?!—財政健全化が見えない2024年度予算/兼村高文

連載 社会的投資と福祉国家のゆくえ[4]

  • 人的資本への投資のゆくえ

書評

  • 原真人著『アベノミクスは何を殺したか—日本の知性13人との闘論』/藻谷浩介

生活経済政策 2024年1月号(No.324)

明日への視角

  • 政権交代を見果てぬ夢にしないために/三浦まり

特集 移民と労働

  • はじめに/高安健将
  • 転籍制限は正当化できるか—地方への外国人労働者受け入れを政治哲学から考える/岸見太一
  • 建設業における移民労働者—移動の拡大と新たな課題/惠羅さとみ
  • 日本の農業と非正規移住—なぜ技能実習生は受け入れ企業から出ていくのか/巣内尚子
  • 日本の産業構造と労働力としての在日コリアン—戦後から現代に至るオールドカマー移民の包摂と排除/鄭康烈

連載 現代国家における財政の機能[4]

  • 財政が破綻するとき/佐藤一光

生活経済政策研究所活動報告

  • 『多文化共生社会を支える自治体』出版記念シンポジウムを開催/劉佳

書評

  • 毛受敏浩著『人口亡国—移民で生まれ変わるニッポン』/沼尾波子